今年8月に発売され、今LOFTやネットショップなどで話題の『OR(オーアール)』。温泉水をブレンドし、髪や頭皮にスパの恵みを与えてくれる新発想のスカルプケアシリーズです。そこで今回は、現役美容師さんがORを徹底レビュー。成分へのこだわりや使用感、そしてまだ一般にはなじみの少ない頭皮美容液の上手な使い方を教えていただきました。
ORの名前の元となっているブランドコンセプトは“Off & Relax”。地肌の汚れを「オフ」して、「リラックス」できる頭皮環境をサポートする機能性と、自分ひとりの「オフ」の時間に香りを楽しむ「リラックス」のひととき、を意味するダブルミーニングで、髪や心身を健やかに導きます。温泉に秘められた地肌ケアの力に着目し、ミネラルが豊富な出雲・湯原・アルプスの3種類の国産温泉水をブレンド。髪の補修と頭皮ケアの両立により、年代を問わず多くの女性から好評を得ています。
そんなORをレビューしてくれるのが、登録者数11万人以上を誇るYouTubeチャンネル「あなたの髪を美しくするチャンネル」を運営する、神奈川県茅ヶ崎の美容室「ru-ka.(ルーカ)」のみなさん。現役美容師である渡辺タカシさん、太一郎さん、Gunjiさんの3名に、ORを実際に使用した感想をお伺いします。
3人がヘアケア剤選びでもっとも重要だと断言するのがシャンプー。シャンプーが合わないと、髪のクオリティーはどんどん低下していくのだと言います。「モイスチャー」と「リフレッシュ」の2ラインを展開するORのシャンプーはいかがだったのでしょうか?
「まず、どちらのラインも泡立ちがすごくよくてびっくりしました。泡質は、モイスチャーはもっちりとしていて、リフレッシュはややさっぱりとした印象。髪へのダメージを考えると、シャンプーに泡立ちのよさは絶対条件なんです」(太一郎さん)
「ORは2種類のラインがきちんと差別化できていて洗い上がりが違うので、選びやすい部分もいいですね」(タカシさん)
どんな洗浄成分が使われているかも、シャンプー選びにおいて非常に肝心だと話します。髪のプロならではの視点でレビューしていただきました。
「モイスチャーのほうの主な洗浄成分はココイルメチルタウリンNa。僕たちもおすすめしているアミノ酸系の成分で、穏やかな洗浄力と保湿力が特長です。最近はカラーリングをしている方が多く、乾燥やパサつきに悩んでいる方がほとんどです。傷んだ髪もやさしく洗い上げてくれるので、女性にはまずこちらのシャンプーをおすすめしたいですね」(タカシさん)
「一方、リフレッシュの主な洗浄成分はオレフィンスルホン酸Na。しっかり洗浄力がある成分なので、オイリーな方や頭皮のベタつきが気になる方、男性にはこちらがおすすめです。また、髪が柔らかく細い方は、しっとりしすぎないリフレッシュのほうがふんわりと仕上がると思います。洗浄力は高めですが、主成分以外にはアミノ酸系を配合しているので、ただ洗うだけではなく頭皮のことも考えて設計されているんだなと感じました」(タカシさん)
髪質に大きく影響するというシャンプー。それに合わせて毎日使うトリートメントと、スペシャルケアで使うヘアマスクもレビューしていただきます。
「どちらのラインのシャンプーとトリートメントも、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaという成分が含まれているところに注目しました。マイルドな洗浄力で髪を補修するといわれる成分で、市販の安価なものにはほぼ含まれません。あとは、他にはあまりない温泉水や、コメ発酵物やカミツレなどの植物エッセンスがたっぷり入っているのも特長ですね。即効性があるものではないですが、長く継続使用していくうちに変化を実感できると思います」(タカシさん)
「よりダメージや乾燥が気になるときはヘアマスクを。これは毎日使うものではないので、週2くらいがおすすめです。トリートメントよりも油膜感があってしっとりまとまるのですが、すすぎ時短処方になっているので嫌なぬめり感が残らないところがよかったです」(太一郎さん)
日本人が好む香りを徹底分析し、30年の経験を持つ調香師が開発したオリジナル香料を採用しているのもORの特長。ヘアケア剤選びに欠かせない香りの感想を、女性目線でGunjiさんに聞いてみました。
「使用感って使ってみないとわからない部分もあるので、選ぶ基準として香りはとても大事ですよね。どちらも今までにない感じでとてもよかったです。ザクロ&セダーウッドは香水のようなラグジュアリーな香りで、ザクロ&ミュゲは少し甘くフルーティな香りです。あとは他の製品よりも香りが残りやすいと感じました。洗った次の日までいい香り楽しめるのって、やはり女性にとっては嬉しいポイントだと思います」(Gunjiさん)
温泉水やボタニカルエッセンスが頭皮の乾燥を防ぎ、ハリコシのある髪に導いてくれるOR スパ・頭皮美容液。一般的にはまだなじみがなく、使い方がわからないという方も多いはず。上手に頭皮をケアするためには、どのように塗ればいいのでしょうか?
「頭皮美容液は育毛剤とは違い、保湿して頭皮環境を整えるもの。なので、頭皮全体に塗ることがポイントです。そのためには、髪を生え際から後頭部に向けてブロッキングしてつけるのがおすすめです。左右で各3〜4箇所くらい縦に分け目をつけながら、スポイトを使って頭皮に美容液をちょんちょんとおき、全体に行き渡らせるようになじませます。襟足は意外と乾燥しやすい部分なので少ししっかりめに。このときに、頭皮をマッサージしながら行いましょう。頭皮のマッサージは、下から上へ持ち上げるようにするのが基本。太い血管のある耳の後ろや襟足から、毛細血管が流れる頭頂部に向けて流してあげると、より血行が促進されます。ブラッシングするときも下から上、もしくはオールバックに。頭皮に傷がつかないよう、マッサージは指の腹を使うようにしましょう」(太一郎さん)
「実際にORの商品を使ってみたところ、血行がよくなって頭皮が柔らかくなった感じがしました。スポイト式でつけやすく、液にとろみがあるので垂れてこないところもよかったですね。女性は20代後半から徐々に髪にダメージが増えやすくなるといわれているので、夜のドライ前や朝のセット前などデイリーに取り入れ、早めに頭皮のケアを始めることが大切ですよ」(太一郎さん)
ORのシリーズをより有効的に使うために、毎日のシャンプー&トリートメントのコツを教えていただきました。あなたのやり方は意外と間違っているかも。ぜひ今日から実践してみてください。
「シャンプーという工程において一番重要なのが、実は洗うことではなくすすぎなんです。しっかり泡を立てるためにまずシャンプー前によくすすぎ、頭皮への負担や乾燥を防ぐためにトリートメント後のすすぎも入念に。そして洗うお湯の最適な温度は38℃と、意外と低いんですよね。熱いお湯だと皮脂をとりすぎてカサカサになり、いくら保湿をしても頭皮に負担がかかってダメージをため込んでエイジングが進んでしまうんです。だからこそ、頭皮のことを考えたシャンプー選びが大切なんですね」(タカシさん)
「トリートメントやヘアマスクを塗ったあとは、目の粗いコームでとかすようにしましょう。手で塗るよりも髪1本1本に均一になじんで成分が行き渡るため、美容室では常識なんです。また、頭皮にはつけず、中間から毛先をメインにつけるようにしてください。化粧水と同じ感覚で、丁寧に浸透させてあげましょう」(太一郎さん)
頭皮に着目し、艶めく美しい髪に導いてくれるヘアケアシリーズOR。最後に、頭皮をケアすることの重要性をお伺いします。
「パサつき、切れ、うねりなど、髪の状態は年齢とともに下がっていくもの。その下降線をいかに止められるかは、頭皮にかかっていると思います。頭皮は髪の毛を生やす畑のようなものなので、そこをケアするということは未来への投資につながると思うんです。今すぐに効果や結果が出なくても、続けていけばきっと髪の状態は変わっていくはずです。何より継続することが大切だと思います」(タカシさん)
ORの名前の元となっているブランドコンセプトは“Off & Relax”。地肌の汚れを「オフ」して頭⽪環境を整え、「リラックス」できる頭皮環境をサポートする機能性と、⾃分なりの「オフ」の時間に⾹りを楽しむ「リラックス」のひとときを意味するダブルミーニング。多忙を極めた現代⼥性のライフスタイルに寄り添い、髪や⼼⾝を健やかに導くシリーズです。
OR(オーアール)
発売日:2020年8月7日(金)OR スパ・ヘアトリートメント モイスチャー
1,760円
OR スパ・ヘアマスク
1,320円
OR スパ・頭皮美容液
1,760円
OR スパ・シャンプー モイスチャー
1,760円
OR スパ・シャンプー リフレッシュ
1,760円
OR スパ・ヘアトリートメント リフレッシュ
1,760円